最近、酢納豆なるものが気軽な健康法として注目されています。
ほんとうに効果のあるものなのか、また、どういいのか、またどう摂取したら効果的なのかを探ってみたいと思います。
なにしろ、酢納豆効果には、
- 血糖値がさがる
- 血圧が下がる
- ダイエット効果がある
- 骨粗しょう症の予防効果がある
- 便秘改善効果がある
- 視力回復効果がある
などが期待できるとなれば、その効果を試してみないわけにはいかないですよね。
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酢の効能
一部、巷(ちまた)では、酢と納豆を混ぜると納豆菌が死滅してしまうのではないのか、といったことを危惧している向きがあるようですが、これはどうやらガセネタのようです。
酢と納豆を混ぜても納豆菌は死滅しない、ということが分かっています。
というのも、納豆菌は胃の中の酸よりも強く、やすやすと腸にまで届いていくということです。
また、お酢を入れると、納豆のにおいやネバネバガが和らいで食べやすくなりますが、それは納豆のポリグルタミンが酸によって分解されるから、ということのようです。
また、酢は取り込まれたときにできるアデノシンが血圧降下に一役買うとのことで、やはり納豆に酢を混ぜる、さらには同じ発酵食品のキムチなどを一緒に取ると計り知れない相乗効果が期待できます。
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納豆の効能
第一に、納豆菌が作り出すナットウキナーゼには血の固まりである血栓を溶かし血流をよくして血圧を下げる効果があります。
なので、ナットウキナーゼは心筋梗塞や脳梗塞になりにくくする働きがあります。
またリノール酸は、やはり血圧降下の働きがあり、カリウムは塩分のナトリウムと入れ替わって体外に排出する働きでやはり血圧降下させます。
また納豆は、ポリアミンという成分によって動脈硬化を予防してくれます。
ところで、同じ納豆でも、粒納豆とひきわり納豆との違いをご存じですか?
粒納豆は、多くの人が食べている、よくゆでた大豆に納豆菌をかけて発酵させたものですが、ひきわりの方は豆の皮を取って発酵させるから、粒納豆よりも表面積が多いのでとても発酵しやすく、粒納豆よりも血流をよくするナットウキナーゼやカルシュウムの吸収を促すビタミンKや認知症予防効果が見込めるスペルミジンが多く含まれているとのことです。
ただし、粒納豆に比べ皮がない分、食物繊維が少ないので、この点では粒納豆に軍配が上がります。
ひきわりにはより多くのカルシュウムの吸収を助けるビタミンKがあるわけですが、これは老後の骨粗しょう症の予防となり特に女性はこの病気になりやすいので、ぜひ、納豆は食べたい品目ですね!
しかも、安いから、これ程いい食材は他にありませんね。
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まとめ
最後に、更にいい情報をご紹介します。
以上見てきましたように、酢納豆は安くてしかも健康に良いとても優れた食材ですが、あえて言えば、一つだけ欠けているものがあります。
酢納豆に欠けているもう一つのものとは何か?
それは、緑黄野菜です。
これがないんですねぇ。
実は、これを取り込んだ食材が既にあります。
それは、海の緑黄野菜である海苔(のり)を加えた「納豆巻き」です。
酢+納豆+緑黄野菜である海苔(のり)の三拍子がそろった、これぞ世界最強の食材であり栄養剤です。
私自身、やや高血圧、高血糖ですが、酢納豆を晩のおかずに加えて一週間ですが、すこぶる体調がいいです。
年を取ると、朝に倒れる確率が高いとのことなので夜取るように心がけています。
みなさんも試されたらいかがでしょうか。
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