日本人・大坂なおみ選手の全米オープン優勝という神わざ

大坂なおみ選手の大いなる快挙

出典:大坂なおみ選手

いやぁ、おどろきましたねぇ。

伊達公子選手日本選手らすべてが跳ねかえさせられてきた「グランドスラム準決勝の壁」を弱冠20歳の大坂なおみ選手が打ち破り、さらに決勝で優勝まで昇りつめたのだ!

世界のテニスの4大大会の最終戦、全米大会オープンで女子シングルス決勝がおこなわれ、大坂なおみ選手(日清食品)が、4年ぶり7回目の優勝を狙ったセリーナ・ウイリアムズ(米)を6-2,6-4のストレートで破り、日本選手として初優勝の快挙を成し遂げたんですね。

アジア勢の全米優勝も初で、優勝賞金は、日本円で4億2200万円を獲得しています。

セリーナの敗因は、予想外のなおみ選手の強打と更にはセリーナ側のコーチングの違反などでポイントを失い、苛立ってラケットを叩きつけるなど平常心を失ったセリーナ自身にあったようです。

この結果は日本のテニスの歴史を大きく塗り替えました。

大坂選手は大阪出身。父はハイチ出身のアメリカ人、母が日本人。

3歳でアメリカに移り住み、ずーとアメリカで住み続け父からテニスを学んで15歳でプロに転向したそうで、だから基本は英語で日本語はカタコトだそうです。

国籍は日本とアメリカの二重国籍だが、日本選手として出場している。

では、一体何がここまで彼女を連れてきてくれたのでしょうか?

この問いに「我慢」と彼女は答える。

全ての成功者に共通する秘訣の一つは、やはり、「諦めない努力」という「我慢」なのだろう。

まず大阪はサーブでセリーナ・ウイリアムズを圧倒していた。

一方、セリーナは180キロを超えるサーブを返され、強打で左右に走らせても大阪はなかなか崩れない。

ポイントを奪えない焦りが力みにつながり、次第にミスにつながっていったようです。

百戦練磨のセリーナも「彼女は本当に堅実だった」と振り返り、なおみ選手の強さを認めている。

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ドイツ人、バインコーチの存在

しかし、ここには、ドイツ人のサーシャ・バインコーチの存在が大きく関わっているように私には思えます。

大坂に対して常々、「相手が何もしていなのに、君は自ら墓穴を掘って負けていることに気付いていない」とか、「独りよがりではなく、相手の特徴をつかんでそれに対応したプレーをする<大人のテニス>を大坂に強く、繰り返し求めた」というのです。

そして注目すべきは、サーシャコーチと今回の決勝の相手のセリーナ選手との間には特別な関係があったということだ。

この33歳のコーチ、サーシャ氏は、実は、セリーナの練習相手を8年間も務めていたのです。

セリーナの長所も短所も熟知していたはずである。

それこそ「相手の特徴をつかんでそれに対応したプレーをする<大人のテニス>」を大坂に仕込むことが出来たはずです。

これに応えた大坂をほめるべきべきだが、大坂が勝てた大きな理由がここに潜んでいたように素人判断で思いますが、皆さんはどう思いますか。

いずれにしても、コーチの「コミュニケーション能力」は、どの分野でも大切ですが、バインコーチは選手との対話を重視し、自分で考えさせ、選ばせるスタイルで成功しているようです。

これまでの、一方的にコーチが怒鳴り暴力でねじ伏せ「根性論」をふりかざす指導法で、今、日本のスポーツ界は揺れているが、このバイン氏のようなコーチ法が日本のスポーツ界にも浸透することを願ってやまないものです。

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なおみ選手の感謝の威力

そして、なおみ選手のなんとも人柄のよさがにじみ出たスピーチには皆心が動かされました。

「質問の答えではないことを話そうと思います。ごめんなさい。皆さんがセリーナを応援していたのに、こんな終わり方になってごめんなさい。ただ伝えたいのは、試合を見てくれてありがとう。」

並みいるセリーナファンも、このなおみ選手のスピーチを聞いて、なおみ選手への尊敬の念にかわったようだ。

更に、セリーナ選手については「全米オープンのこの決勝でセリーナと戦えることが私の夢でした。それが叶えられて本当に嬉しいです」(セリーナに向かって)「あなたと試合が出来て本当に感謝しています。ありがとう」と。

このなおみ選手の感謝の言葉で、一挙に、セリーナ選手の態度も観客のブーイングも落ち着くところを得て救われたのです。

日本人の一人として彼女を誇りに思います。

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